IPO投資の魅力は、初心者でも簡単に実践できること、データ分析しながら効果的に成果を上げられることです。工学博士のたろけんと一緒にIPOを実践していきましょう。 当サイトは情報提供を目的としており特定の銘柄等を推奨するものではありません。投資に当たっては自己責任でお願いします。
鳥貴族(3193)
【BB】6/24〜30 →【申込】7/3〜8 →【上場】7/10
【株数(千)】529=300(公)+160(売)+69(OA)
【上場先】ジャスダック
【幹事】大和、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレー、野村、SBI
イグニス(3689)
【BB】6/27〜7/3 →【申込】7/7〜10 →【上場】7/15
【株数(千)】1,372=460(公)+733(売)+179(OA)
【上場先】マザーズ
【幹事】野村、みずほ、SBI、岩井コスモ、岡三、マネックス、いちよし
7月もIPOが堅調のようです。イグニスと鳥貴族、対照的な両社ですが、それぞれに魅力もリスクも満載です(笑)。さっそく分析していきます!
もうその名前から業態がすぐに分かる「鳥貴族」ですが、ご推察のとおり280円均一価格が特徴の焼き鳥チェーン店経営会社です。
280円均一というコンセプトは「分かりやすさ」という武器になるとともに、円安、インフレ等による材料費高騰の影響を受ければ利益が減ることになります(価格弾力性を手放している)。また、鳥貴族の有利子負債比率は51.3%と高い状態で、今後インフレ等により金利が上昇することで利益を圧迫するリスクを孕んでいます。
今後も売上を高めながらオペレーションコストを下げて、こうした潜在リスクに打ち勝つことができれば、堅調に成長していくことが期待出来ると思います。
PERに関しては、予想売出価格2,590円に対し1株益(予)が296.12円ですから、鳥貴族の予PERは8.75倍となります。業界平均が20倍程度(楽天証券より)ですから、業界比でも全体からみても、かなり低い水準での売出価格と言えます。
外食産業ですから、特に新技術といった業種ではないですが、業績が堅調&PERが低いことから、初値が伸びる可能性は十分にあると思いますね。
ということで、鳥貴族はBB参加候補。
鳥貴族とは打って変わって、イグニスはビットバレーに本拠を置くスマホネイティブアプリの会社で、創業2010年というかなり若い会社のようです。若すぎて、各年収益のデータが無く、比較が出来ません(汗)。この点についてはイグニスもリスクと認識しているようです。
「妄想電話」「AKB48電話」「節電♪長持ちバッテリー」などの企画、制作を手がけているようで、収益モデルは広告と課金の両方。毎日30分だけ無料で全コンテンツが読めるアプリ「全巻無料型ハイブリッドアプリ」がヒットし、収益に貢献しているとのこと。
まぁ要はここ数年のスマホアプリブームに乗っかって業績を伸ばしている会社という理解でほぼ間違いないかと思います。他にも多々あるスマホアプリ企画会社よりも一歩も二歩も抜きん出ているのは「企画力」と「行動力」にあるといえるかも知れません。もちろん、運もあったことでしょう。
特に社長(銭錕 氏)の存在が大きく、同氏への依存度が高い状態ですので、メリットでもあり、リスクでもあります。組織として永続的に成長するには、リスクととらえるのがよいかと思います。
IT系、しかもスマホアプリというトレンドを掴んでいる会社ですから話題性は高いと考えます。PER分析しても仕方ないので、イグニスは当面、話題性で突破していく会社と認識しています。
以上、個人的に分析してみましたが、280円均一焼き鳥チェーンの鳥貴族、スマホアプリ企画、制作のイグニスと、全然異なるジャンルの2社が7月に上場するわけですが、それぞれに違った魅力があり、IPOの投資対象としては十分です。
両者とも、申込み証券会社をじっくりと選んで、当選狙いに行きましょう!
ただ、130万株以上あるイグニスは、野村証券がガッチリ押さえています(こういう案件は野村が多い気がしてならないが…)。
周辺の証券会社には「おこぼれ」程度しか回ってこない可能性が大きいと思いますので、あまり熱くなりすぎないのも大事ですね。
申込み先証券会社で当たりやすそうなのは、まず鳥貴族が
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