IPO投資の成功法則とは?

工学博士とデータで学ぶ IPO投資の成功法則

IPO投資の魅力は、初心者でも簡単に実践できること、データ分析しながら効果的に成果を上げられることです。工学博士のたろけんと一緒にIPOを実践していきましょう。 当サイトは情報提供を目的としており特定の銘柄等を推奨するものではありません。投資に当たっては自己責任でお願いします。

SHIFT(3697)はちょっとマニアックな会社

AH076_L

SHIFT(3697)
【BB】10/27〜31 →【申込】11/5〜10 →【上場】11/13
【株数(千)】598=100(公)+420(売)+78(OA)
【上場先】マザーズ
【幹事】野村証券、SBI証券、大和証券、マネックス証券、SMBCフレンド証券

ソフトウェアテストを請け負うという、ちょっとマニアックな会社です。



SHIFT(3697)

ソフトウェアテストって何?って方が大半だと思いますが、
PCにインストールするソフトに始まり、
クラウドサービスを動かしているソフト、
スマホを動かしているソフト、
など多種多様なソフトが「バグ(動作不具合)」という問題を抱えています。

このソフトのバグを炙り出す工程のことを「ソフトウェアテスト(以下テスト)」といいます。

現在のほとんどの日本企業で、テストは「社内」で行っています。
しかしこれには


  • 効率化が図りにくく、労働集約的なこと
  • 開発者とテスト者が近すぎる、場合によっては同一人物であることも多々あり、客観的なテストが出来ない場合もある

という課題を抱えています。

僕も以前働いていた企業でソフト開発に携わっていましたが、
ソフトの品質に直結するテスト工程の効率と効果の悪さには
頭を抱えていました。

そういう経験もあって、このテストをアウトソーシングするという
画期的なサービスを提供するSHIFT社にはとっても頑張ってほしい、と思います。


ただ、同社には課題もあって
テスト事業以外の事業(多角化)に現状では失敗しています。

大した失敗ではなく、会社を傾けるようなものではないですが、
(恐らく社長の丹下大氏がテスト事業が好調なので色気を出して)
SCENTEEという、スマホで匂いを配信するという
色物を持っています。


これが現状、利益の足を引っ張っていているので
会社から社長の丹下氏に売却するという方針になっているようですね。

本来ならこういう色物は第三者に売却すべきところですが
(あまりに色物すぎて?)恐らく売却先がみつからなったのでしょう。

今後は会計上、会社とは切り離されるとはいえ、
社長の手元にはあるわけで、今後も注意が必要です。


経営者の経費の使い込みというのはよくある話です。

背任行為でなくとも、経営者の報酬が株主総会で通ってしまえば
合法的に利益が吸い上げられますので、
結局、投資家が社長をどのように評価するかという
問題になります。

社長の評価が悪くなれば当然株価は下がりますから
投資を避ける必要があります。

微妙ですね。



SHIFTに投資すべきか

テスト事業以外の事業がなければ、満点だったのですが
上記のように、ちょっと問題も抱えています。


IPOが軟調になってきている昨今ですから、
慎重派の方は避けてもいいと思います。

 

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プロフィール

工学博士、ファイナンシャルプランナーの個人投資家、林 健太郎です。

株式を中心に、投資歴10年以上の工学博士。科学的、分析的なアプローチで、負けにくい投資を得意としています。

普段はインデックス投資、オルタナティブ投資が主体ですが、IPOは「新しく勢いのある企業」を勉強させて頂くために実践しています。

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