FFRI(3692)
【BB】9/10〜17 →【申込】9/19〜25 →【上場】9/30
【株数(千)】383=140(公)+193(売)+50(OA)
【上場先】マザーズ
【幹事】野村、SMBC日興、みずほ、岡三、岩井コスモ、いちよし、丸三、SBI
ホットランド(3196)
【BB】9/11〜18 →【申込】9/22〜26 →【上場】9/30
【株数(千)】2,023=817(公)+942(売)+264(OA)
【上場先】マザーズ
【幹事】大和、SMBC日興、みずほ、野村、SBI
すかいらーく(3197)
【BB】9/22〜26 →【申込】10/1〜6 →【上場】10/9
【株数(千)】77,684=4,138(公)+66,453(売)+7,093(OA)
【上場先】未定
【幹事】野村、三菱UFJモルガン・スタンレー、メリルリンチ日本、みずほ、水戸、SMBC日興、大和、SBI、マネックス、東京東海
あのすかいらーくが再上場するみたいですね!
すかいらーくは「ガスト」が中核のレストラン経営会社ですが、
経営の中身はどうなってるんでしょうか?
すかいらーく
2006年にMBOによる非上場化以来の再上場となるすかいらーく。
すかいらーくの詳細についてはここでくどくど語るよりも
すかいらーく|Wikipediaを読んでいただいたほうが
早くていいかもしれません。
経営の様子はこちらのとおり。
(すかいらーく上場有価証券報告書より)
純利益100億超はなかなかですね。
営業利益率も6.8%と、
業界の中では頑張っている方かと思います。
中核はみなさんご存知「ガスト」で、
ガストの売上高比率はなんと43%にものぼります。
今後の経営はガストが順調に成長するかどうかが結構重要で、
ガストへのテコ入れは継続的に行なっているようです。
ただ、IPO投資的には微妙。
IPO投資は本当に儲かるの?データで見る傾向と対策記事にも書いたとおり、
公開株数が1000万を超える場合の過去リターンは極端に小さくなっています。
すかいらーくの公開株数は7700万株とかなり大きく、
過去データを信じるのであれば
IPOに当選する確率は高いけどリターンもほぼ期待できない、
と考えていいでしょう。
IPO投資としての旨みは薄いといえます。
ということで今回はパスです。
でも再上場祝いにガストにいってみようかな(笑)
たぶん、淡々と営業してるんでしょうけど。
FFRI(3692)
コンピュータ・セキュリティ会社ですね。
経営数値はこちら。
(FFRI上場有価証券報告書より)
IT系ではありますが、
セキュリティというやや堅いジャンルになりますね。
社歴も7年と、この分野ではそこそこです。
FFRIの特長はパターンファイルに依存しない
「完全ヒューリスティック検知技術」にあるそうで、
いわゆる「ゼロデイアタック」に強い技術になります。
顧客は個人向けよりは法人、官公庁など大口顧客向けが
多いみたいです。
IT系ということでそれなりに話題になるかもしれませんが、
この手の相変わらずの悩みとして株数が少なく、
当選確率は低いものになりそうです。
ホットランド(3196)
「築地銀だこ」で有名なホットランドです。
ショッピングモールの中でも、よく見かけますよね。
ホットランド、すかいらーくと外食関連上場が続きますが、
ホットランドの経営指標はこちら。
(ホットランド上場有価証券報告書より)
去年の6月に、「宅配銀だこ」という、
たこやきのデリバリーサービスも始めてて、
結構面白い会社ですね。
こういう会社、僕は好きですw
で、気になる点としては外食、
というか小売全般に株式の勢いが衰えています。
ですので、最近の地合はよろしくない。
でもIPOブームは継続していると思われるので、
そのあたりの綱引きになると思われます。
さすがに公募割れの可能性は低いと思いますが
爆上げするかというと微妙なところでしょうか。
まとめ
すかいらーく、ホットランドといった外食産業の上場、
コンピュータセキュリティのFFRIを見てみました。
すかいらーくは大型過ぎるので見送りでも構わないでしょう。
ホットランド、FFRIは好みに応じて応募くださいw
ちょっと気になる点を。
(SBI証券より)
先日上場した鳥貴族のチャートです。
IPO直後に爆上げ、その後緩やかに下降しています。
直近上場した他の銘柄もみてみましたが、
だいたいこんな感じの値動きになっているようです。
まぁ、IPO直後がご祝儀相場といえばそれまでですが、
もう少し長期で持つ投資家がいてもいいのかな、
と思いますね…。
IPOだけが投資ではありません。
ある程度底を打ったら、再度買うことも
一度検討してみてください。
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